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トヨタのカーシェア「TOYOTA SHARE」、「チョクノリ!」と統合

トヨタ自動車は、カーシェアサービス「TOYOTA SHARE」と、無人貸出レンタカー「チョクノリ!」の両サービスを統合し、2月1日より新しい「TOYOTA SHARE」を開始する。

トヨタ自動車は、2019年10月末より全国のトヨタ販売店、トヨタレンタリース店、ダイハツ販売会社とともに、TOYOTA SHARE、チョクノリ!を展開し、それぞれのサービスで貸出ステーションおよび配備車両数の拡大や、サービス機能の向上に取り組んできた。今回、両サービスのメリットを取り入れた1つのサービスに統合する。

新しいTOYOTA SHAREでは、従来サービスのメリットである「24時間365日、スマートフォン1つで利用可能」に加え、「利用ステーション・車両数の拡大」、「貸渡期間は最短15分~最長1カ月」等による利便性向上を図る。

ステーション数は約1,240カ所となり、これは旧TOYOTA SHAREの約700カ所、チョクノリ!の約540カ所を合わせた数となる。

利用可能時間は、旧TOYOTA SHAREが15分~72時間、チョクノリ!が6時間~1カ月だったところ、新TOYOTA SHAREでは15分~1カ月となる。予約可能時間は、旧TOYOTA SHAREが2週間~1分前、チョクノリ!が3カ月~1時間前だったところ、新TOYOTA SHAREでは3カ月~1分前となる。

ワンウェイは、従来は両サービスとも不可だったが、新TOYOTA SHAREでは期間、地域、予約方法限定の実証実験として一部可能とする。実証開始は2月予定。

TOYOTA SHAREの利用は、スマホアプリで会員登録した上で、利用する時間、ステーション、車両、オプションを選択して予約。アプリの「利用を開始する」をタップして出発する。ドアはスマホで開閉。予約時間の延長はアプリから申請できる。