DAZN、アマゾンのPrime Video チャンネルに対応

AmazonとDAZNは、アマゾンの動画配信サービス「Prime Video チャンネル」にDAZNを追加する、グローバルでの配信パートナー契約を締結したと発表した。2023年に世界中で展開される予定で、日本も対象。日本での展開の詳細は改めて案内される。

Prime Video チャンネルでDAZNのコンテンツが見られる取り組みは、スペインとドイツで開始し、続いて日本でも開始される予定。2023年中にほかの市場でも展開される。料金は、Amazon Primeに加えて、DAZNの月額料金を追加で支払う形になる予定。

Prime Videoにとっては、スポーツのライブ配信やオンデマンド配信を大幅に強化できるという狙いがある。DAZNにとっては、同社のプレミアム・スポーツコンテンツにアクセスできる方法が増える形で、Prime Videoとは長期的なグローバル・パートナーシップになるとしている。

Prime Video チャンネルは、追加の料金を支払うことで他社の動画コンテンツをPrime Videoの中で観られる取り組み。現在、dアニメストアやNHKオンデマンド、J SPORTSなど、60チャンネルが提供されており、1チャンネルから登録できる。

DAZNはスポーツ専門の配信サービスで、Jリーグ、プロ野球、F1、ラ・リーガやセリエAなどの欧州サッカー、テニス、ボクシング、ゴルフなど、さまざまなスポーツのライブ中継を配信している。また見逃し配信のほか、競技や試合を掘り下げるオリジナル番組も制作・配信している。2月14日からの新料金プランは月額3,700円。