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A4サイズのAndroid電子ペーパータブレット、描画専用GPU搭載

SKTは、13.3型でほぼA4というサイズのONYX製Android搭載電子ペーパータブレット「BOOX Tab X」を1月13日に発売する。価格は129,800円前後。

BOOX Tab Xは、見やすさや省電力性に優れるモノクロの電子ペーパーディスプレイを搭載。13.3型のほぼA4サイズで、PDFの資料を等倍で見られると謳う。Google Playストアから好みのアプリをダウンロードして利用できる。

最大の特徴は電子ペーパーのリフレッシュのみに使う描画専用GPUを搭載し、スムーズなスクロールや描画を実現する点。縦・横の表示を自動で切り替えられる重力センサーも搭載するほか、バッテリー容量は6,300mAhに強化されたが、重量は従来モデルと同等の560gとなっている。

スタイラスペンのPen2 Proが標準で付属し、メモをとる、絵を描くといったアプリで利用できる。購入時には、自立スタンドにもなる三つ折り標準ケースが同梱。SKTNETSHOPの購入ではさらにペンチップもプレゼントされる。

描画モードは5種類が用意され、ブラウザ、電子書籍などアプリごとに設定が可能。タッチパネル層は従来機種から50%の薄型化が図られ、使用感はより紙に近づいたという。

ディスプレイは13.3型のMobius Einkスクリーン、解像度は2,200×1,650ピクセル(207dpi)。タッチパネル搭載で付属のペンは4,096段階の筆圧検知に対応する。

OSはAndroid 11。CPUはSnapdragon 662(8コア)、メモリは6GB、ストレージは128GB。暖色・寒色のフロントライトを搭載。無線通信機能はWi-FiのIEEE 802.11b/g/n/acとBluetooth 5.0。外部接続端子はUSB Type-C。デュアルスピーカー、マイクを搭載する。

本体サイズは310×228×7.9mm、重さは560g。