ニュース

アップル、日本向けに開発者支援「App Store Foundations Program」

アップルは15日、スタートアップや小規模なアプリ開発者を支援する「App Store Foundations Program」を日本に拡大すると発表した。プログラムに登録した開発者は、グループセッションやネットワーキングセッションなどに参加できる。プログラムのヨーロッパで以外への拡大は日本が初となる。日本でのスタートは2023年1月上旬を予定しており、Apple Developer Programに加入している日本の開発者に後日案内を送るとしている。

小規模な開発者を支援する新たな取り組み。それらの取り組みの一つである、App Store Small Business Programでは、前年の収益が100万ドル以下であれば、有料アプリとアプリ内課金の手数料率が15%に引き下げられる(通常は30%)。

アップルによれば、iOSのアプリケーションが生み出す経済は、日本で数十万の雇用を支えており、日本のデベロッパがアプリを通じて得た利益は、2019年から倍増して500億ドル以上となったという。プログラムの対象は、Apple Developer Programに登録したすべての日本のデベロッパで、「特にスタートアップまたは初期段階のアプリケーション開発企業の参加を歓迎する」としている。

ファンタムスティックの「算数忍者」アプリ
Oink Gamesの「とらきちのトラキッチン」アプリ