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折れたバットから作った「森のタンブラー for 阪神タイガース」

阪神タイガースは、オフィシャルスポンサーであるアサヒビールとのサステナブルな取り組みとして、同球団選手が練習や試合で使用し、折れてしまったバットを素材として再利用し商品化した「森のタンブラー for 阪神タイガース」を、11月26日より数量限定で発売する。価格は2,200円。

森のタンブラーは、アサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースできるエコカップ。ヒノキの間伐材を主原料とした「森のタンブラー HINOKI」、アサヒビールモルトの副産物(加工する際に発生する廃棄物)である焙煎麦芽粉末を主原料とした「森のタンブラー MUGI」や、地域の素材を使った森のタンブラーなどがある。

森のタンブラー for 阪神タイガースでは、折れたバットの中身部分を40%使用しており、森のタンブラーの原料としてバットを使うのは初。アサヒビールが森のタンブラーを提案し、廃棄するバットをアップサイクルしたオリジナルタンブラーを開発することになった。開発は、アサヒグループでサステナビリティ事業を展開するアサヒユウアス。

また森のタンブラーの特徴として、ビールを注ぐ場合、木材の植物繊維由来の細かな凹凸がきめ細やかな泡をつくるという。

販売は、タイガースチームショップアルプス、阪神甲子園球場タイガースショップ(一塁側)、阪神タイガース公式オンラインショップT-SHOP。なお発売日の11月26日には、阪神甲子園球場において「阪神タイガース ファン感謝デー2022」が行なわれる。