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Rakuten NFT、イーサリアム決済に対応

楽天グループは、NFTマーケットプレイス「Rakuten NFT」において、イーサリアムの暗号資産「イーサ」による決済を今秋より開始する。

Rakuten NFTでは今秋から、従来の決済方法に加えて、イーサリアムを使う暗号資産「イーサ」(ETH)による決済を導入する。1次販売への導入で、決済には暗号資産ウォレット「MetaMask」(メタマスク)を利用する。楽天グループの国内サービスで暗号資産による決済を導入するのはこれが初めて。

今後は、個人間で売買する2次流通以降においても、イーサの決済や売上代金の受領を検討する。またそのほかの暗号資産での決済も検討していく。

Rakuten NFTは、個人によるNFTの購入や取引のほか、IPホルダーが販売サイトの構築もできる総合プラットフォーム。2月にサービスを開始している。

同サービスでは、幅広いユーザーに向けて、まずは楽天IDや日本円による決済を提供してきた。一方、ブロックチェーン技術を利用するサービスへの関心が高まったユーザーや、暗号資産に親しんでいるユーザー向けに決済方法を拡充することで、さらに多くのユーザーに利用しやすいサービスになるとしている。