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さいたま市のJR埼京線にシェアサイクルや超小型EV

中浦和駅前ステーション

OpenStreet、ENEOSホールディングス、さいたま市、JR東日本は、「さいたま市スマートシティ推進事業」の取り組みの⼀つとして、さいたま市内のJR埼京線沿線に、電動アシスト⾃転⾞、スクーター、超⼩型EVの貸出返却拠点となるマルチモビリティステーションを新設した。自転車のステーションは既に設置済みで、スクーター・超小型EVは9月上旬に設置される予定。

マルチモビリティステーションは複数のシェアモビリティが借りられる場所で、専⽤のステーションであればどこでも返却可能。今回の取り組みにより、JR埼京線沿線にステーションを新設し、さいたま市内にはシェアサイクルステーションが377カ所、スクーターステーションが21カ所、超⼩型EVステーションが17カ所が設置されることになる。

新たな設置場所と駐輪可能台数

利用方法は、自転車はHELLO CYCLING、スクーター・小型EVはHELLO MOBILITYをダウンロードして会員登録する。アプリ上で各モビリティの利用や返却予約、料金の支払いが可能。

OpenStreetとENEOSホールディングス、さいたま市は、大宮駅とさいたま新都心駅の周辺エリアでシェア型マルチモビリティの実証実験を2021年3月より実施している。今回はJR東日本との連携により、埼京線沿線の公共交通等の利便性やエリア回遊性向上などに繋げる狙い。