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土屋鞄、ガラス器専門店「TSUCHI-YA」 かっぱ橋にオープン

土屋鞄製造所は、グラスを中心とするガラスの器と工芸を取り扱う専門店「TSUCHI-YA(つちや)」をプロデュース。浅草のかっぱ橋道具街通りに「TSUCHI-YA 浅草合羽橋本店」を、8月18日にオープンする。9月下旬にはECサイトを開設予定。

店舗では、透明のガラスのコップを中心に、ワイングラスやロックグラスなどの酒器、カラフェ(水差し)など約1,000点を揃える。価格は2,500円から30万円程度。そのほか、花器や照明などインテリアアクセサリーを展開予定。

店舗外観

ショップ名には、土屋鞄が育んできたものづくりへの想いが込められており、「丁寧な手作業による“日本製のガラス器”の魅力を発信する専門店」としている。

全国13都道県の工房やアトリエで活動する切子職人やガラス作家など35人以上によるガラス器およびガラス工芸を取り揃え、TSUCHI-YAでしか購入できないオリジナルデザインの製品も取り扱う。

福岡の工房で創作活動を行なう作家・中村敏康さんによる、TSUCHI-YAブランドオリジナルの製品

取り揃えるアイテムのコンセプトとして「コップ一杯の水を、ガラスで美しく。」を掲げ、フォルムや表面に施したカットの美しさと、注ぐドリンクの色味の双方を楽しめる、透明度の高いグラスを多く揃える。

また、様々な技法で手作りされる製品をラインアップ。ガラスをカットして繊細な細工を施す「切子」、砂を吹き付け表面を削り緻密な模様を描く「サンドブラスト」、息を吹き込み成型する「吹きグラス」などの製品を扱う。

江戸切子のグラス「茶筅(ちゃせん)」
小さなクリスタルガラスに切子職人のカット技術を加えたアクセサリー

そのほか、使用済みの瓶を溶かしたリサイクルガラスを採用した、沖縄の伝統工芸品の琉球ガラスや、木や革などの端材を利用したコースターなど、サステナブルなアイテムも販売する。

名護市「琉球ガラス工房glass32」 具志堅充さんの作品

内装デザインは土屋鞄の店舗も手掛けるクリエイティブチームが担当。2フロア構成で、1階は透明なグラス器をより美しく魅せられるよう、ダークな色調とし、製品が作家別で並べられている。2階は天井、壁、床を白で統一することで高級感を演出したギャラリーで、カラフルな切子のグラスやアクセサリーのほか、花器やオブジェなど芸術的な製品を販売する。作家や技法別などのテーマによる企画展示も開催予定。

1階
2階

ガラス器専門店開業の背景には、土屋鞄が掲げる「人とものと時間を大切にする、日本の『丁寧』を世界へ。」というビジョンがある。土屋鞄 代表取締役社長 土屋成範氏は「私たちは、つかい手も、つくり手も、豊かにすることを忘れてはいけない」とした上で、「お客さま一人一人の「自分らしい生活」に応え続けるためには、つくり手の多様性を応援していく必要もあります。ものづくりに関心の高いお客さまには、そんなTSUCHI-YAのクリエイティビティやプロダクトに、きっと共感していただけると信じています」とコメントしている。

群馬県の工房で制作活動をしているガラス作家・河野千種さんの作品
ガラス作家・貴島雄太朗さんが手掛けたグラス

TSUCHI-YA 浅草合羽橋本店の所在地は東京都台東区西浅草2-5-4、延床面積は20.95坪(69.15m2)。