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内幸町再開発、46階・230m「サウスタワー」施行認可。'28年度竣工

東京都は、帝国ホテル周辺における「内幸町一丁目街区」開発の、サウスタワーにかかる再開発事業の施行を認可した。地上46階・約230mの複合施設開発が、2028年度完成に向けて進められる。

認可されたのは、「内幸町一丁目街区南地区第一種市街地再開発事業」で、第一生命保険、中央日本土地建物、東京センチュリー、東京電力パワーグリッドおよびTF内幸町特定目的会社が参画する。

帝国ホテル周辺の再開発について、「(仮称)内幸町一丁目街区開発プロジェクト」の事業構想として、敷地面積約6.5ha、延床面積約110万m2におよぶ街と日比谷公園とをつなぐ「TOKYO CROSS PARK構想」が、参画する事業者から3月に発表された。街区全体は北地区・中地区・南地区で構成され、今回施行が認可されたのは南地区。

南地区
再開発が進められるエリア。一番手前の建物が帝国ホテルで、手前から北地区・中地区・南地区で構成される

南地区は、サウスタワーを中心に、オフィス、商業施設、ホテル、ウェルネス促進施設を備える。地区面積は約1.9ha、延床面積は約29万m2。サウスタワーの規模は、地上46階・地下3階、高さ約230m。

断面図
31m基壇部上広場 イメージ

施行区域は東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 他。2023年度に工事着手、2038年度に建物竣工の予定。