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カインズと花王、納入時の段ボールをコンテナに変更する実験

カインズと花王は共同で、製品の梱包や搬入時に使う段ボールを、繰り返し使えるコンテナに切り替える実験を行なう。一部店舗でテスト導入し、環境負荷低減や作業効率向上などの効果を検証。導入店舗の拡大を図るほか、業界全体の取り組みに発展させることを目指す。

7月6日から12月31日までの期間、対象の店舗では、納入時の段ボールを折りたたみコンテナに切り替える。コンテナの使用数量は月あたり約1万個。使用後のコンテナは回収され再利用される。当初の実施店舗はカインズ南砂町SUNAMO店。対象製品は、花王などのカインズ限定大容量品。

カインズ限定の大容量品をリユースコンテナで納入、販売現場ので活用も検討する

テスト導入により、製品輸送時の品質担保のほか、製造工場での取り扱い性や物流拠点での作業効率、店舗課題への対応、販売現場での寄与など、さまざまな項目が検証される。

今後は実施店舗の拡大を行なう。また将来的には、取り組みが業界全体に広がるようリユースコンテナの標準化を目指すとしている。