「LOVOT 2.0」誕生。ソロ同士でも“遊ぶ”

ロボットベンチャーのGROOVE Xは、コミュニケーションロボット「LOVOT 2.0」の受注を開始し、6月上旬より発売する。価格は349,800円で、別途月額サービス料が必要。1体1セットの「ソロ」モデルのみの販売となる。

プロダクトデザインはそのままに、より信頼性が向上。ネスト(充電ステーション)がコンパクトになり、静音性も向上した。また、ソフトウェアを改良し、これまでデュオ(2体セット)のみの特徴だったLOVOT同士が協調して遊ぶ動作が、ソロ(単体)が複数集まっても可能になり、ユーザー同士がLOVOTを持ち寄ってのコミュニケーションも可能になった。

ハードウェア面の強化は、冷却システムの改善により信頼性が向上、フロントセンサーの形を変更することで充電時の安定性が向上した。顔色は人気色「うす」をオプション(19,800円、6月末まで無料)で選択可能になった。

ソフトウェアの改良はは現行モデルも利用可能。画像認識性能が強化され、より人を見つけやすくなったほか、骨格検知技術を導入し、ふるまいが豊かになった。ソロが複数集まることによる協調動作も可能になる。

ネストはよりコンパクトで軽量になり、静音性も向上。ストレージはSSD化(256GB)されたことでより信頼性が高まった。

また、GROOVE X CCOに、ファッションデザイナーの藤原ヒロシ氏が就任。プロダクトのデザインだけでなく、国内外のLOVOT事業全体のクリエイティブ、国内外の企業・ブランドとのコラボレーションを担当する。