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BASE、リアルVisaカード発行。ネットショップの売上金をすぐ使える

ネットショップ作成サービス「BASE」は、ネットショップの売上をすぐに全国のVisa加盟店で利用できる「BASEカード」のリアルカードの発行を、4月14日に開始した。カードの発行手数料は980円で、7月31日までに申し込んだ場合は無料。年会費は無料。

BASEカードは、Visa加盟店で利用できるプリペイドカード。これまでBASEが発行していたのは、Visa加盟店でオンライン決済が可能なバーチャルカードのみだったが、リアルカードの発行により実店舗(オフライン)での決済に利用できるようになった。

BASEカード発行の狙いはキャッシュフローの早期化。通常、BASE利用のネットショップが売上金を利用するために振込申請をする際、銀行振込まで10営業日が必要で、また振込手数料(一律250円)と事務手数料(振込申請金額が2万円未満の場合500円)が発生する。

BASEカードでは、売上金を即時利用できることに加え、振込申請の手間や手数料の費用負担が一切かからないことが特徴で、個人やスモールチームが直面する資金繰りの課題を解消できるとしている。