ニュース

住信SBI銀、スマホデビット即時発行。カードレス推進

住信SBIネット銀行は30日、アプリからの「NEOBANKスマホデビット(Mastercard)」の発行とデビット管理機能を提供開始した。カードレスでの口座開設が可能になる。

新規での口座開設完了後、「住信SBIネット銀行」アプリで「スマホデビット」のカード番号を即時発行できるサービス。「スマホで本人確認」により口座開設する場合、プラスチックのデビット付キャッシュカード(リアルカード)と認証番号カードの発行がなくなり、完全カードレスでの取引が可能となる。

「スマホデビット」のカード番号は、オンラインショッピングでも利用可能。ATMでの入出金も「アプリでATM」機能により、全国のセブン銀行・ローソン銀行ATMで取引できる。

すでにデビット付キャッシュカードを使っている場合、アプリをアップデートすることで、デビット管理機能が追加される。デビットカード番号やセキュリティコード等のカード情報確認のほか、利用明細、獲得予定ポイントの表示、限度額設定などがアプリから行なえる。利用通知も、メールに加え、アプリのプッシュ通知に対応し、利用時の確認をしやすくなる。

デビット付キャッシュカード(リアルカード)が必要な場合、今後は別途申込みが必要となり、初回発行手数料は1,100円。ただし、9月30日までは無料期間とし、10月1日以降が有料となる。なお、プラチナデビットカード(Mastercard)は、リアルカードの発行手数料は無料。ただし年会費は11,000円。

今回のカードレス化により、住信SBIネット銀行では、プラスチック原料の使用量を今後5年間で約12トン削減できると見込む。今後は同行だけでなく、提携NEOBANKサービスにおいても、スマホデビット対応やカードレス化を進めていく。