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ザ・シチズン 機械式に黒甲冑の限定モデル

ザ・シチズン メカニカルモデル Caliber 0200 限定モデル (NC0206-18E)

シチズン時計は、日本の甲冑に着想を得たデザインや仕上げを施した「ザ・シチズン メカニカルモデル Caliber 0200 限定モデル」(NC0206-18E)を2022年の秋~冬に発売する。価格は現在未定。数量は世界限定90本。

今回発表されたのは、「メカニカルモデル Caliber 0200」をベースに、日本の甲冑に着想を得たデザインや仕上げを施したモデル。具体的には、高い硬度と黒色が特徴のジルコニアセラミックベゼルがセットされ、ダイヤルには金属加工の槌目(つちめ)模様を思わせる凹凸が電鋳で表現される。ケース径は40mm。

バンドは牛革の姫路黒桟革(ひめじくろざんがわ)を採用。小さなダイヤの粒を散りばめたような外観から「革の黒ダイヤ」とも呼ばれる革で、なめし技術と漆塗り技術を融合、手作業でシボに漆を施し乾燥と塗りを繰り返して生まれる量感と深みのある艶が特徴になっている。

時計全体としてモノトーンで構成され、質感のコントラストが「機能性と装飾性を備えた甲冑のような美しさを表現する特別なモデル」としている。

ムーブメントはベースとなったモデル同様に、機械式で自動巻きの「Cal.0200」(キャリバー・ゼロニゼロゼロ)を搭載する。クロノメーター規格を超える平均日差-3~+5秒を実現する高精度が特徴で、装飾が施され審美性も高めている。裏蓋はシースルーバック。振動数は28,800振動/時、パワーリザーブは約60時間、石数は26石。本モデルでは、イーグルマークが配される自動巻きのローター(回転錘)は特別なK22(22金)製となる。

ケースはステンレススチール製。防水性能は5気圧防水。風防はクラリティ・コーティングが施されるサファイアガラス。大きさはケース径が40mm、厚さは10.9mm。

ザ・シチズン メカニカルモデル Caliber 0200 限定モデル(NC0206-18E)

シチズンは2021年、フラッグシップのシリーズ「ザ・シチズン 」において、11年ぶりという自社開発の機械式ムーブメントを搭載した「メカニカルモデル Caliber 0200」を発表、同年8月に発売している。この2021年に発売したモデルの価格は605,000円~825,000円。