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すすきの複合施設「ココノ ススキノ」11月30日オープン

札幌市のススキノラフィラ跡地に建設中の複合商業施設「COCONO SUSUKINO(ココノ ススキノ)」が、11月30日に1stオープンすることが決定した。その後、12月22日にホテルの一部客室が先行オープン、'24年1月16日にホテルオープン、1月末頃に2ndオープンする。開業日決定にあわせ、出店店舗が公開された。

ココノ ススキノは、東急不動産、竹中工務店、イトーヨーカ堂、アインファーマシーズ、キタデンにより進められている、札幌すすきの駅前の複合開発計画。所在地は北海道札幌市中央区南4条西4丁目1番1。規模は、敷地面積約5,157m2、建築面積約4,725m2、延床面積約53,378m2、地上18階、地下2階、高さ約79m。

地下2階がスーパーマーケット、地下1階が食料品、1階がデイリー&ライフスタイル、2階がショップ&ビューティー、3階がフード&アミューズメント、4階がダイニング&バー、5~7階にTOHOシネマズ すすきの、7~18階にSAPPORO STREAM HOTELが出店する。

商業施設初出店は14店舗、北海道初出店は15店舗、札幌市内初出店は2店舗、新業態22店舗、ラフィラからの再出店7店舗、全85店舗(全店舗開業時)が集う。

休憩や待ち合わせができるスペースも多数設け、イベントスペースや公開ラジオスタジオなども設ける。建替え前に「ロビ地下」の愛称で待合せスポットとなっていた歴史を踏襲し、地下2階と地下1階の中間に位置する地下鉄すすきの駅との接続口付近には、くつろげる待合スペースを用意。1階には市電やバス利用者のための交通待合広場、2~3階には休憩もできる屋外広場、3階にはイベント開催できる屋内広場などを設ける。

地下鉄すすきの駅との接続口付近に設ける待合スペース
屋外広場
屋内広場

地下2階のスーパーマーケットは、地元北海道の食材を中心に生鮮食品を取り揃えている「ダイイチ」が出店。

地下1階はスターバックスや、北海道初出店のベーカリーカフェ「ESPRESSO D WORKS / DRA7」、イートインスペースのあるワインショップ「ワインの円山屋」、酒屋「根本酒店」、クラフトビール「すすきのえーるSTAND」が出店。

イートインスペースがあるワインショップやクラフトビール店がオープン

1階には、ドラッグストア「アインズ&トルペ」がオープンし、札幌最大級の品揃えを誇る。ヘアケア・ボディケアから医薬品・サプリメント、アクセサリーやハンカチなどの化粧雑貨まで豊富に揃える。2ndオープンではローソンの出店も決定している。

2階には、DAISOとTHREEPPYの「コラボ型店舗」や、ABC-MART GRAND STAGEなどがオープン。

4階は「COCONO横丁」として、韓国バルや北海道初出店の月島もんじゃ「くうや」、ワイン食堂、カジノゲームが楽しめる「BLOW すすきの」などが集う。

4階「COCONO横丁」

5~7階のTOHOシネマズ すすきのには、TOHOシネマズ独自規格の特殊シアターである “プレミアムシアター”と“轟音シアター”に加え、高品質シアターのドルビーシネマを北海道で初めて導入。

複数シアターには“プレミア シート”と“ワイド コンフォート シート”の2種のラグジュアリーな特別席を設置。ストレスなく座れる高品質なシートを採用し、一人当たりのスペースが広く確保された特別席で、隣席のことを気にすることなく映像コンテンツへの没入感をより高めるとしている。

7~18階のホテルは、ライフスタイルホテル「STREAM HOTEL」ブランドの第1号店。客室タイプはスーペリア、スーペリアプラス、プレミアムの3カテゴリー、全436室。内装はスタイリッシュなデザインのなかにも北海道・札幌の自然・文化・歴史等が感じられるインテリアや照明演出、空間デザインを取り入れている。

最上階である18階には、プレミアムカテゴリーに滞在する宿泊客が無料で利用できるラウンジ、サウナ付温浴施設の他、ルーフトップテラスを備える。朝・昼・夜それぞれ異なる札幌の眺望を楽しめる。

ココノ ススキノの公式ホームページは9月14日公開予定。