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JR東、無人駅で車いす利用者を運転士・車掌がサポート

JR東日本は、車いす利用者の乗降を乗務員(運転士または車掌)がサポートする取り組みを、一部路線の対象駅において3月12日より当面の間実施する。

無人駅などにおいて車いす利用者が乗降のサポートを必要とする際、事前連絡がないケースでは、駅係員などの手配から到着までの時間を要することがある。この問題を解決するため、駅係員が終日または一部時間帯に不在となる対象駅において、乗務員による携帯スロープを用いた列車の乗降のサポートを、試行的に実施する。

試行対象駅は、左沢駅(左沢線)、女川駅(石巻線)、東名駅・野蒜駅(仙石線)、郡山富田駅・磐梯熱海駅(磐越西線)、北中込駅・臼田駅・八千穂駅・馬流駅・松原湖駅・佐久海ノ口駅・甲斐小泉駅(小海線)。このうち仙石線は各駅停車での試行、磐越西線では駅係員が不在となる時間帯に発着する「快速あいづ」での試行となる。