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多摩都市モノレール、JR町田駅までつながる延伸ルート決定

4つのルートのうち選定されたのは「B」案

町田市は、多摩都市モノレールの「町田延伸ルート」を決定。町田市陸上競技場や日本大学第三高等学校、野津田高等学校、小山田桜台団地などを経由する約16kmのルートが選定された。

新たに、多摩都市モノレールの京王多摩センターからJR横浜線町田駅までを繋ぐ延伸ルートの詳細が決定したもの。

ルート選定では、費用対効果が確保されていることに加え、モノレールと街づくりとの相乗効果が期待できることを重視。4つのルートが候補に挙がっていたが、他のルートよりも延伸距離が長く、速達性は低いものの、現時点で確実に需要が見込める拠点を経由しつつ、新駅周辺で沿線開発が期待でき、町田陸上競技場など更なる需要増加が認められる拠点も通過することから選定された。

町田市長の石阪丈一氏は28日付けでコメントを発表。今後、早期実現のためにモノレール沿線のまちづくり計画の策定に着手する他、モノレール導入空間となる幹線道路の新設、拡幅の都市計画決定を、東京都と連携しながら推進するとしている。