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浴槽を省いて居室を拡大。三菱地所レジ「Roomot shower」

Roomot MIXINK(左)とRoomot Shower(右)

三菱地所レジデンスは、賃貸マンション「ザ・パークハビオ」において、浴室をなくして生活ペースを創出する全面タイル張りシャワーユニット「Roomot Shower」を開発した。東京都江東区大島3丁目で着工した賃貸マンション「ザ・パークハビオ亀戸」に導入する。

同社では、'21年6月に洗面化粧台にキッチンを合体させた水回り住設機器「MIXINK(ミキシンク)」を発表しているが、賃貸マンションの限られた生活スペースにおける「自分らしい暮らし」を追求するプロジェクトとして「Roomot(ルーモット)」をシリーズ化。第1弾をRoomot MIXINK、第2弾をRoomot Showerとして展開する。

洗面化粧台にキッチンを合体したRoomot MIXINK

日ポリ化工製のシャワーユニット「Roomot Shower」は、扉が透明ガラス、内装は全面タイル張りで、オーバーヘッドシャワーを設置した「ホテルライク」な仕様。省スペースな賃貸マンションでは、ユニットバスもしくは浴槽なしのシャワーユニットが“消極的”に導入されることがあるが、Roomot Showerではインテリア性にこだわりながら、浴槽をあまり使わないライフスタイルの利用者に向け、浴槽を省いた分の生活スペース活用を提案していく。

例えば、Roomot MIXINKとRoomot Showerを導入することで居室が7.0畳から9.3畳に拡大できる。生活空間を2.3畳分拡大することで、居室内にデスクやイス、書類棚などのワークスペースやタブルベッドなどの大型家具を設置可能とする。

ザ・パークハビオ 亀戸における「Roomot」プランイメージ

またRoomot MIXINK、Roomot Shower、トイレ等の水まわり設備を「コの字」に配置し、囲まれた中央部分を「マルチスペース」とする、水回りユニットを提案。洗面化粧台とキッチンが兼用となることで洗面室がなくなり、一つの大きなユニットとして捉えながら生活スペースのゾーニングが可能になるという。

導入第1弾物件となるザ・パークハビオ亀戸は、2023年9月30日竣工予定。亀戸駅徒歩8分、西大島駅徒歩6分で、地上14階建、52戸。間取りは1R~1LDKで専有面積は25.24~35.47m2

ザ・パークハビオ亀戸