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ワークスペースになる収納 三菱地所レジ「Roomot Desko」

三菱地所レジデンスは、賃貸マンションシリーズ「ザ・パークハビオ」において、ワークスペースになる収納「Roomot desko(ルーモット デスコ)」を開発した。江東区大島3丁目に建設中の賃貸マンション「ザ・パークハビオ 亀戸」から導入を開始する。

Roomot deskoは、収納を機能性の観点から見直し、新たにデスク機能を追加することで、限られた生活スペースにワークスペースを創出する商品。従来は、収納スペースとしてのみ使用していた部分を、デスクのあるワークスペースとしても活用できるため、生活スペースをより有効に活用できる。

賃貸マンションの間取りは、水回りの設備が専有面積の多くを占め、洋室にベッドとデスクを配置するとソファなどのくつろぎのスペースを確保できない場合がある。そこで、洋室に備え付けの収納スペースを、ワークスペースと兼用する形とした。

「Roomotdesko」収納使用例(左)とワークスペース使用例(右)

Roomot deskoでは、システム収納の台輪部分を無くし、洋室のフローリングを張り延ばしている。ワークスペースとして利用する際には、片方の引戸を開け放ち、居室を拡大させるイメージで利用できる。デスクとなる天板部分は固定されており、デスクとして使わない場合は、収納棚になる。

デスク部分は、ノートパソコンと資料を広げられるよう奥行、幅を確保。デスクにかかる荷重を考慮し、天板は他の棚板より少し厚くし、両脇と奥の3方を固定する。足元にコンセント、デスク部分に配線用のコード穴を設置し、デスクにスタンド照明などを設置できる。

棚板は、手前と奥側の棚板を2等分の奥行にすることで、デスク側で奥行を浅くした棚にも設置できるようにした。手前半分だけ、奥半分だけに棚板を設置し、奥に小物、手前に長物を収納することも可能。デスク使用時に、書類を立てて収納できるよう、A4サイズの書類ボックスが収納できる奥行になっている。

また、ワークスペースは部屋の一部になるため、システム収納の棚、デスク部分の質感は洋室のフローリングや壁紙の色に合わせてインテリア性の高いものとした。

同社では、住宅設備機能の見直しを中心とした空間創出プロジェクト「Roomot」を進めており、複数のアイテムをシリーズ化していく。Roomot Deskoはその第3弾アイテムとなる。第1弾「Roomot MIXINK(ミキシンク)」、第2弾「Roomot Shower(シャワー)」とあわせて導入。Roomotアイテムの組み合わせで、自分のライフスタイルに必要な住宅設備機能を選択し、その分創出されたスペースを自分らしく活用するくらしを提案する。

Roomot MIXINKとRoomot Shower

導入第1弾物件となるザ・パークハビオ亀戸は、2023年9月30日竣工予定。亀戸駅徒歩8分、西大島駅徒歩6分で、地上14階建、52戸。間取りは1R~1LDKで専有面積は25.24~35.47mm2