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薄くなった冷凍自動販売機「ど冷えもんSLIM」

サンデン・リテールシステムは、狭小スペースに対応した薄型サイズの冷凍自動販売機「ど冷(ひ)えもんSLIM」を、12月20日に発売する。

従来のど冷えもんより奥行きを130mm小さくし、703mmと薄型を実現。商品は最大6種類、60個を一度に販売できる。冷凍自動販売機で新たなビジネス展開を希望しながらも、軒先の奥行きが狭く設置が難しいといった飲食店の課題を解決する。

また商品の取り出し口の幅と奥行きサイズを拡大したほか、取り出し口のフタを手前に開く仕様に変更し、利便性を改善した。

商品パネルの下部には新たにスペースを設け、広告を掲載できる。広告表示は付属のホルダーに規定の大きさの紙を設置するという簡単な操作のみで、手軽に新商品の案内や店舗への誘導が可能になる。

本体サイズは、1,030×703×1,830mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は270kg。消費電力は360W/380W(50Hz/60Hz)。設定可能温度は、-25℃から-18℃。

ど冷えもんは、24時間無人で冷凍食品を販売できる自動販売機。ど冷えもんSLIMはシリーズ第3弾製品で、これまでには冷凍と冷蔵を切り替えられる「ど冷えもんNEO」なども販売している。オプションで遠隔監視や電子マネー・QR決済などのキャッシュレス支払いにも対応する。