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北区初の30階超複合施設は「J& TERRACE/MALL」。十条駅前

JR埼京線 十条駅前で進められている住宅・商業・公益一帯の駅前複合施設の名称が、「J& TERRACE(ジェイトテラス)」「J& MALL(ジェイトモール)」に決定した。十条駅西口地区再開発組合に参画する日鉄興和不動産、東急不動産が発表した。

JR埼京線 十条駅の西側に隣接し、十条銀座商店街をはじめとした地域密着型の商業施設が多く集積する場所。ここに北区初30階超となる地上39階、地下2階建ての、分譲マンションを中心とした、駅前ロータリー整備を含めた公共、商業が一体となる大規模複合再開発施設を建築する。マンションの総戸数は578戸。

まちづくりのコンセプトは「Together 〜この街と、ともに〜」。施設名称と建物名称に共通で冠している「J&(ジェイト)」には、十条(JUJO)の頭文字「J」と、「ともに」の「&」で、「十条と=J&」の意味が込められている。

J& TERRACEには駅前広場や地下公共駐輪場を整備。緑豊かな空間の創出および地域の災害対応力を強化を図る。

J& MALLは、建物の1階から4階の一部を商業・業務フロアとし、公共施設や商業施設を整備。幅広い世代の人と情報の交流が地域をつなぐ、「にぎわいの拠点の形成」を目指す。

事業名称は「十条駅西口地区第一種市街地再開発事業」。所在地は東京都北区上十条二丁目1001番他(地番)。地区面積約1.7ha、建物面積約4,691m2、延床面積約80,979m2。2021年3月に着工しており、2024年度の竣工を予定する。