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新500円硬貨、11月1日発行

財務省は、新しい500円硬貨を11月1日より発行する。

新500円硬貨は、様々な偽造防止技術を施しており、素材はニッケル黄銅、白銅及び銅からなり、新規技術として「バイカラー・クラッド(二色三層構造)」を導入。素材がそれぞれ異なる、リング状パーツと、3層構造のパーツを組み合わせて製造され、外観的には2色の硬貨に見える。

2019年の発表当初は、2021年度上期の発行を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で延期。今回11月1日からの発行開始(日本銀行から金融機関への支払)が決定した。

なお、現在流通している500円貨は、新しい500円貨の発行が開始された後も、引き続き通用する。当分の間は新しい500円貨と併せ、回収した現行の500円貨の一部を発行する。