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千代田・有楽町・副都心線、号車ごとの混雑状況リアルタイム配信

東京メトロは、「東京メトロmy!アプリ」で提供している、号車ごとのリアルタイム混雑状況を配信する路線を拡大。千代田線、有楽町線、副都心線でも確認が可能になった。同サービスは、7月から銀座線、丸ノ内線を対象に開始されたもので、今回の3路線と合わせ合計5路線で確認できるようになる。

東京メトロでは、全9路線のうち、7路線で相互直通運転を行なっているため、他社車両が走行している等の理由で車両重量データの取得が難しく、号車ごとのリアルタイム混雑状況の算出が困難だった。そこで、奥行き情報を取得できる深度センサーを内蔵する「デプスカメラ」をホームに設置。車内混雑の奥行き情報を取得し、AIによって解析する列車混雑計測システムにより、車種に関係なくリアルタイムでの混雑状況・予測情報の配信が可能になった。

利用方法は、東京メトロmy!アプリの列車走行位置画面の列車アイコンをタップすることで、リアルタイムに実測した混雑状況とその値を使って予測した混雑予測を4段階で確認できる。

今後は、2021年度内を目処に、他の路線でもリアルタイム混雑状況の配信を目指す。