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ファミマの食品寄付、回収BOXもリサイクル素材に

ファミリーマートは、家庭で余った食品を寄付できる「ファミマフードドライブ」の回収BOXを10月初旬から順次、海洋プラスチックごみを原材料の一部として使用したものに変更する。

ファミマフードドライブは、家庭で余っている食品をファミリーマート店舗に持ってきてもらい、地域の自治体やNPOなどを通じて、支援が必要な人に提供する取り組み。9月21日現在、全国31都道県529店舗で実施されている。

受付可能な食品は、未開封で破損していないもの、賞味期限まで2カ月以上あるもの、常温保存可能なもの。アルコールや日用品などは受け付けていない。

新しい回収BOXは、長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックを原材料の一部に使用。サイズは、530×366×325mm(幅×奥行き×高さ)で、容量は50L。岐阜プラスチック工業製。本取り組みを通じて、世界的な関心となっている海洋プラスチックごみ問題の啓発活動にも取り組んでいくという。

なおファミリーマートで海洋プラスチックごみを使用した店舗用備品は、2月に一部店舗で導入された買い物かごに続いて今回が2例目となる。