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東京オリンピックが23日開幕。ブルーインパルスが展示飛行
2021年7月21日 15:41
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)が、7月23日より開幕します。オリンピックの日程は、7月23日から8月8日、パラリンピックの日程は、8月24日から9月5日です。
東京2020大会では、オリンピック33競技、パラリンピック22競技の開催が予定です。当初は観客数を減らし、有観客での開催とされていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、無観客開催となっています。無観客開催は当初、東京、埼玉、千葉、神奈川が対象となっていましたが、北海道、福島でも感染が拡大していたことから、無観客開催となりました。屋外で行なわれる競技でも、沿道での応援は自粛するよう要請がされています。
なお、宮城県、茨城県(学校連携観戦のみ)、静岡県では、「収容定員50%以下で1万人」という規定のもと、有観客で開催されます。
開会式当日はブルーインパルスが展示飛行
航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が、オリンピックおよびパラリンピックの開会式当日に都内で展示飛行を行なう予定です。7月21日に行なわれた予行では、12時20分頃から13時頃にかけ、東京都庁を中心に展示飛行が行なわれましたが、本番当日のスケジュールは発表されていません。
また、本番では、カラースモークを使用して五輪マークを描く予定です。カラースモークは1999年以降、地上のクルマが汚れるなどの苦情や、コストがかさむなどの理由からブルーインパルスでは使用されず、長らく白色のスモークのみが使われていました。今回、これらの問題を改善したカラースモークを開発したことで、五輪マークをカラーで再現する予定です。
期間中は交通規制などに注意
オリンピック開催による混雑を避けるため、JRなど首都圏の鉄道各社は臨時列車の増発などを計画していましたが、無観客開催の決定をうけ、ほぼ取りやめています。一部、有観客開催となる宮城県の宮城スタジアムなどで臨時列車が運行される予定です。
道路関連の規制については、変更なく予定通り実施されます。大会が行なわれる競技場周辺を中心として、大規模な通行止めが行なわれ、一部は歩行者の移動も制限されます。
首都高の昼間値上げと深夜の50%割引も予定どおりです。
オリンピック観戦はステイホームで
オリンピック観戦は、一部会場を除いて自宅で視聴ということになりましたが、競技の行なわれる時間は早朝や夕方以降が多く、リアルタイムで視聴できる機会も多そうです。テレビだけでなくネットでも試合の様子は観られますので、自宅でゆっくり寛ぎながら観戦するのもよいかもしれません。