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メガバンクによる新たな少額決済インフラ「ことら」。'22年度上期開始

メガバンクによる他頻度小口資金決済のための決済インフラ会社「株式会社ことら」が7月20日設立された。

ことらは、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行の5行による、多頻度小口決済のための新たな決済インフラの企画・運営会社。2022年度上期に個人間送金の取扱開始を予定しており、参加金融機関や資金移動業者と連携し、事業開始を目指す。

目的は、決済サービス事業者と利用者の双方にメリットがある決済インフラの構築。複数の銀行系決済サービスが新たな決済インフラに接続されることを通じ、携帯電話番号やメールアドレスなどを活用した送金などの実現を目指す。将来的には、ノンバンク決済サービス事業者が提供する資金決済サービスとの相互運用性の確保も検討していく。

多頻度小口決済インフラ イメージ図

ことらの資本金は17億円。出資比率はみずほ、三菱UFJ、三井住友が各25%、りそなが18.75%、埼玉りそなが6.25%。