ニュース

ふるさとチョイス、確定申告の必要書類が1枚に。1年分を一括

トラストバンクは、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」からの寄付申込を対象に「寄付金控除に関する証明書」の電子発行を2022年1月より開始する。これにより2022年に行なう確定申告から寄付金受領証明書の管理や、確定申告する際に必要なデータ入力の手間が軽減される。

これまでふるさと納税の確定申告は、寄付をした自治体がそれぞれ発行する「寄付金受領証明書」の提出、もしくは寄付の履歴を記入しなければならず、自治体から寄付の回数分届く受領証明書を確定申告まで全て保管する必要があった。

2022年に行なう確定申告からは、寄付金受領証明書の代わりに、ふるさとチョイスが発行する1年間(2021年1月から12月)の寄付を一覧で記載した「寄付金控除に関する証明書」が1枚あれば申告手続きができるようになる。これにより受領証明書の保管や確定申告時にこれらの受領証明書を1枚ずつ貼り付ける作業、何度もデータを入力する手間が省け、確定申告の手続きが簡素化される。

確定申告時は、寄付金控除に関する証明書をダウンロード後、税務署に持参・郵送する場合は、「QRコード付き証明書等作成システム」によりPDFへ変換して印刷、e-Taxの場合は証明書をダウンロード後、e-Taxで証明書のXMLファイルを添付して申告する。

なお、寄付金控除に関する証明書の電子発行にあたり、トラストバンクは国税庁長官より特定事業者として認定されている。