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ホンダ×コマツ、電動マイクロショベル共同開発。将来は1tクラスも

Honda Mobile Power Pack搭載のマイクロショベルPC01(試作車)

ホンダとコマツは、ホンダの交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack」を活用したコマツのマイクロショベルの電動化と、モバイルパワーパックを活用した土木・建設業界向けバッテリー共用システムの体制構築を目指す共同開発について基本合意契約を締結した。

コマツの建設機械の中でも管工事や造園、農畜産など、人や樹木・花卉と密接した作業現場で利用されるマイクロショベル「PC01」に、モバイルパワーパックと電動パワーユニット(eGX)を搭載して電動化。2021年度中の市場導入を目指す。

Honda Mobile Power Pack

電動化により、騒音・排熱を大幅に低減できるほか、“排出ガスゼロ”を実現することで環境への影響を抑え、屋内外問わずさまざまな環境で作業が可能になる。交換式バッテリのため、バッテリー切れでも交換することで作業を続けることができる。

両社は、土木・建設現場へもモバイルパワーパックを供給し、バッテリー交換をはじめとするアフターサービスも含めた電動建機の利便性向上に向けて実証実験を進める。また将来的には、他のマイクロショベルや1トンクラスまでのミニショベルの電動化も共同開発し、土木・建設現場で使われるさまざまな機材を電動化。海外市場への展開等も共同で検討する。