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Twitter、青バッジの“認証アカウント”審査を再開。誰でも申請可能に

Twitterは20日(米国時間)、ブルーの「認証済みバッジ」の申請再開を発表した。

Twitterの認証済みアカウントを示す青いバッジは、著名人のアカウントなど、世間の関心を集めるアカウントが本物であることを示すもの。高い認知を得ている個人またはブランドで、“著名性の条件を満す”アカウントに付与されていたが、「認証プログラムが恣意的でわかりにくい」という指摘を受け、3年前から認証プログラムを一時停止。Twitterでは、2020年後半から認証再開に向けたポリシー策定を進めていたが、新たなポリシーを策定し、申請の受付を再開した。

認証の対象となるのは、政府機関や企業・ブランド、ニュースメディア、エンターテインメントなど以下の6つのカテゴリーのいずれかに該当する個人や団体など。

  • 政府機関
  • 企業、ブランド、組織
  • ニュースメディア、ジャーナリスト
  • エンターテイメント
  • スポーツ、ゲーム
  • 活動家、主催者、その他の有識者

カテゴリー別の条件を満たすほか、プロフィール名、プロフィール画像、確認済みメールアドレス、電話番号が登録されている「完全なアカウント」が必要。また、過去6カ月以内に使用されたアクティブなアカウントで、Twitterルールを順守した記録が残っていなければならない。

今後数週間で、すべてのTwitter利用者が[設定とプライバシー]タブから直接、新しい認証申請を行なえるようになる。認証された場合も、認証条件を満たしていなかった場合も、申請後1~4週間以内にメールで審査結果を通知。申請が承認されると、プロフィールに自動的にブルーのバッジが表示される。

2021年中には、科学者、研究者、宗教指導者などのカテゴリーを追加予定。また、アカウントタイプも追加予定で、自動投稿する「ボットアカウント」について調査しており、数カ月以内にこのボットアカウントタイプの識別を開始。次いで「追悼アカウント」も明示する予定。「About」ページなどTwitterで表示するプロフィール改善も進めていく。