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トヨタ、米Lyftの自動運転部門「Level 5」を買収

トヨタ自動車の子会社のウーブン・プラネット・ホールディングスは、米国の配車サービス会社Lyftの自動運転部門「Level 5」を約5.5億米ドルで買収することで合意した。

これにより、ウーブン・プラネットと、共同で開発を進めるToyota Research Institute, Inc(TRI)、レベル5、それぞれの研究者とソフトウェアエンジニアから約1,200人が集まり、エンジニア、研究者、モビリティ・サービスの専門知識を持つエキスパートから成るグローバルなチームを形成。センシング、コンピューティング、ソフトウェア資産に加え、自動運転システム開発に必要な戦略的能力を強化する。

また、ウーブン・プラネット本社が位置する東京に加え、パロ・アルト(サンフランシスコ)、ロンドンに開発拠点を拡大する。

ウーブン・プラネットとLyftは、Lyftのシステムと車両データを活用し、ウーブン・プラネットが開発する自動運転技術の安全性と商用化を加速させる協業にも合意。協業と資産の譲渡も含め、ウーブン・プラネットは約5.5億ドルの買収金額のうち、調整後、約2億米ドルを支払い、残りの3.5億ドルを5年間で支払う予定。