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東京2020大会、チケット払い戻しを実施

東京2020組織委員会は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技会について、観戦チケットの払い戻しを実施する。大会延期に伴い来場が困難になった人を対象とするもの。払い戻し期間はオリンピックが11月10日から11月30日、パラリンピックが12月1日から12月21日まで。

一般チケットは1枚単位で払い戻しが可能で、公式チケット販売サイトで受け付ける。購入したチケットは2021年に開催される東京2020大会でそのまま利用できるため、希望者以外は払い戻しの必要はない。

また、今後、新型コロナウイルス感染症の影響で、観戦の機会を提供できなくなった場合は、別途払い戻しを実施する予定。

申請は、公式チケット販売サイト内「マイチケット」から、購入者本人が行なう。返金方法はチケット購入時の支払方法によって異なり、Visa決済の場合は購入時のVisaカードへ、現金決済の場合は、購入者本人名義の銀行口座へ返金となる(要登録)。返金時期はオリンピックが12月下旬以降、パラリンピックが2021年1月中旬以降。

払い戻しの対象となる金額はチケット代金と手数料(発光手数料、配送手数料)。払い戻し申請の内容によっては、チケット代金のほか、配送料および発行手数料も返金される場合がある。ただし、現金決済時の支払手数料は返金の対象外。

一般チケットは1枚単位で払い戻が可能だが、車椅子ユーザーチケットとその同伴者チケットの場合は、セットでの払い戻しとなり、どちらか一方だけの払い戻しはできない。東京2020みんなで応援チケットの場合はグループ単位でまとめての払い戻しとなる。

また、開催延期にともなって、一部チケットの購入・利用条件(対象年齢)が変更された。チケットの対象年齢は従来、競技開始時点で2歳未満の幼児について、チケット保有者1名につき1名まで無料だったが、これを3歳未満に変更。東京2020みんなで応援チケットについては、子供は12歳以下が対象だったが13歳以下を対象に変更した。

なお、今後の東京2020観戦チケットの販売(公式リセールを含む)については、決まり次第、あらためて公式Webサイト等で発表する。