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プロ仕様のフラグシップスマートウォッチ「Polar Vantage V2」

ポラール・エレクトロ・ジャパンは、フラグシップモデルとなるプレミアムマルチスポーツウォッチ「Polar Vantage V2」を11月5日に発売する。価格は69,800円。胸ストラップ型心拍センサー「Polar H10」とのセットモデルは75,800円。

プロユースにも対応可能な機能を備えるスポーツウォッチで、「Polar Vantage V」の後継モデル。心拍数計測とパワー計測、加速度センサーなどから得られる情報を基にパフォーマンスを数値化する機能や、脚力の回復状況をテストできる機能を新たに搭載した。

ケースは完全新設計とし、素材はアルミ合金を採用。重量が前モデルの63gに対して52gに軽量化した。GPSアンテナも改良し精度を向上。バッテリは省電力モードで最大100時間駆動する。ミルスペック「MIL-STD-810G」に対応する堅牢性も備え、防水機能は前モデルの50mから、100m防水の「WR100」に対応した。心拍センサーは3色10LED、4フォトダイオードの「Polar Precision Primeセンサー」を搭載。

新機能の「ランニング パフォーマンス テスト」は、徐々にスピードを上げていくビルドアップ走を行ない、最大有酸素スピード(MAS)、最大有酸素パワー(MAP)、最大酸素摂取量(VO2max)を計測するもの。時計に表示されたスピードに合わせて走って計測し、ペースが徐々に速くなっていく。表示されるスピードについて行けなくなった時点で計測が自動的に終了。MAX、MAP、VO2maxなどのフィードバックを表示する。

テスト結果によって心拍ゾーン、スピード、パワーゾーンが最適化(更新)されるため、より現状の能力に合ったトレーニングを行なえる。フッドポッドなどの外部センサーを使わずにパワー計測が出来るのも特長。

「サイクル パフォーマンス テスト」では、一定時間を全力で走り切ったときに出せる平均パワー(FTP)と、VO2max、パワーウェイトレイシオ(W/kg)を計測。設定した時間(20、30、40、60分)、ロードバイクなどの自転車に乗り続けることで計測する。計測には別売りのパワーメーターが必要。

「脚力回復度テスト」はジャンプを3回行なうことで、脚の回復度を数値化するもの。プロのアスリートと同様の計測を本製品のみで可能とする。

カラーはブラック、グリーン、グレー・ライムの3色(M/Lサイズ)。それぞれ本体単体と、「Polar H10」とのセットモデルが用意される。また、セットモデルのうち、グリーン、グレー・ライムは「Shop Polar」での限定販売となる。

バッテリ駆動時間は、24時間心拍計使用で最大7日間、高精度記録によるトレーニング連続使用で最大40時間(GPS2秒毎、心拍計測オン)、省電力設定によるトレーニング連続使用で最大100時間(GPS2分毎、心拍計測オフ)。

ディスプレイは1.2型の反射型カラータッチディスプレイ。ガラスは指紋防止コーティング済みラミネートゴリラガラスレンズ。測位機能はGPS、GLONASS、Galileo、みちびき(QZSS)、補助GPS。コンパス、気圧高度計内蔵。本体サイズは47×13mm(直径×厚さ)。

ブラック
グリーン
グレー・ライム

Sサイズ用ハーフベルトは別売で、価格は1,680円。交換用ベルトとして、ブラック、グリーン、グレー・ライム、ホワイト、レッド、ローズ・プラムの6色も発売。M/LとSサイズの2サイズ同梱で価格は4,980円。