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ポラール、チタン採用の本格アウトドアウォッチ「Grit X Pro Titan」

Grit X Pro Titan

ポラールは、アウトドアウォッチ「Polar Grit X Pro/Grit X Pro Titan」の2モデルを11月25日より発売する。価格はGrit X Proが73,700円、Grit X Pro Titanが82,500円。

2020年6月発売の「Polar Grit X」をベースに新機能を追加したモデル。Grit X Pro Titanは、ベゼルに航空宇宙産業用チタンを使用して軽量性・耐久性を高めている。

新たに登山などの際のルートの途中切り替えや、来た道を戻るルートの表示、標高プロファイルなどの新機能を搭載。急な天候の悪化などでルート変更が必要な際に、Grit X Pro/Titanに事前に登録した別ルートを選択できるようになった。ルートを登録すれば、ゴールまでの距離やこれから通るルートの標高を確認できるため、疲労度がたまった際にそのままゴールを目指すか、無理のないコースを選ぶかなどの判断ができる。

ルートを登録していない場合でも、通ってきたルートをGrit X Pro/Titan が記録しており、引き返すルートを表示することもできる(トラックバック機能)。そのほか、夜明け・日の出・日の入・夕暮れの時間や、GPSで座標位置(緯度・経度)を確認可能。山での活動時間を確認するのに役立てることができる。

ウォッチフェイスにはサファイアガラスを採用。ミルスペック「MIL-STD-810G」に対応する耐久性も備える。温度は-20℃から+50℃まで、高度は最高9,000mまで対応する。

心拍数の計測には3色(グリーン・オレンジ・レッド)10個のLEDと加速度センサー、接触型センサーを組み合わせた「Precision Prime 心拍センサー」を搭載している。

バッテリーは、GPSや心拍計測を高精細で記録する場合は最大40時間、心拍計測をオフ・GPSの記録間隔を変更できる省電力設定にした場合は最大100時間の連続使用が可能。

カラーはGrit X Proがノルディックカッパー(M/Lサイズ)、ブラック(M/Lサイズ)、アークティックゴールド(S/M/L)の3色。重量は79g(リストバンド込み)。Grit X Pro Titanは1色(M/Lサイズ)のみで、Grit X Proと同じフッ素ゴム製バンドと、軽量なパーフォレーションレザー(穴あき加工レザー)の2つが同梱される。重量は53g(パーフォレーションレザーバンド装着時)。本体サイズは共通で直径47mm、厚さ13mm。

Grit X Pro
カラーバリエーション

また、フラグシップモデルの「Polar Vantage V2」に新色としてレッドを追加する。11月25日発売で価格は76,780円。