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「防災ポータル」9月1日に見やすく刷新。熱中症や多言語対応

国土交通省は、防災情報集約サイト「防災ポータル」を9月1日にリニューアルする。閲覧性の向上や対象地域、災害情報、在留外国人等のための防災情報拡充などを行なう。

防災ポータルは、関係機関の防災情報提供ツールを一元化した情報サイト。東京オリンピック・パラリンピックに向けて開設されたもので、多言語化やスマートフォン対応など、国内外の人が容易に防災情報を入手できるようになっている。

リニューアルでは、閲覧数が多いサイトや、平時・災害時に参照されやすいサイトを上位に表示することで、閲覧性を向上。サイト説明文の専門用語も減らし、わかりやすく工夫した。掲載サイト数も156 → 319に拡充している。

首都圏以外の情報(各地域の南海トラフ巨大地震対策等)の充実に合わせ、「地域の情報」カテゴリを追加。情報掲載の対象地域を拡大したほか、多様化する災害に対応するため、火山噴火や熱中症などのサイトも追加した。

在留外国人支援のため、母国の支援情報や、外国人のための相談窓口など、外国人にとって災害時に参考となる情報提供サイトを追加。新たにベトナム語、ポルトガル語、タイ語を追加し、全8言語に対応する。