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西武鉄道のMaaSアプリ「SeMo(セーモ)」スタート。川越がおトクに

西武鉄道は、Mobility as a Service(以下MaaS)アプリ「SeMo」の提供を9月11日より開始。デジタル切符「本川越・小江戸タイムトリップ切符」を発行し、西武鉄道沿線におけるMaaSの実証実験を埼玉県の川越市で行なう。価格は大人1,700円、小児850円。チケット利用可能期間 は9月19日から11月30日。

SeMoを使い、特急レッドアロー号を利用して、小江戸・川越の観光をより快適に過ごしてもらおうというもの。「SeMo」に搭載した「検索・予約・決済」機能を使い、スマートフォン一つで「移動・観光・買い物」を楽しめる。「SeMo」は、「Seibu」の「Mobilityサービス」を由来とする造語。

実証実験では、4つの特典をセットにしたデジタル切符「本川越・小江戸タイムトリップ切符」を発行。内容は、下記の通りで、大人料金として換算すると最大1,100円割り引きになる。

・西武鉄道新宿線(西武新宿・高田馬場駅~本川越駅)往復特急券・乗車券
・川越の観光地を結ぶイーグルバス「小江戸巡回バス」の1日フリー乗車券
・小江戸協賛店での食事やお土産等の特典サービス
・駅ナカ・コンビニ「トモニー」でのドリンク1本引換えサービス

鉄道乗車券は、「SeMo」上で対象となる特急レッドアロー号の座席(2、3、4号車のみ)を指定可能。自動改札は通れないため、乗降時は案内用オープンカウンターでデジタルチケットを提示する。

また、実証実験期間中は、先着1,000名に、西武新宿駅および高田馬場駅の係員窓口で、スティック型ノンアルコール除菌液がプレゼントされる。