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CES 2021、“オールデジタル”で開催

テクノロジーの大規模展示会「CES」が、2021年は“オールデジタル”で開催される。

例年1月上旬、コンピュータや家電、通信、クルマなど多くの産業とテクノロジーの今後を占うイベントとして展開しているCESだが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大に伴い、「2021年1月に、多くの参加者の安全を確保しての開催は難しい」と判断。2021年はオンラインでの基調講演など、オールデジタルでの開催となる。

CESを開催するCTAは、「CES 2021の目標は、健康と安全を優先しながら、企業が製品を発表し、ブランドを構築し、パートナーシップを結ぶためのプラットフォームを提供すること」と説明。全てをオンラインで展開する。

基調講演やカンファレンスでは、「最前列で世界のテックリーダーの大きな発表やインサイトに触れられる」としている。また、CESショーフロアをデジタル化し、ライブデモなどを通じて、新たな製品発表やサービス探索に対応。ミーティングやネットワーキングなどの機能も提供する。

なお、2022年のCES 2022は、展示会とデジタルショーの両方の要素を組み合わせ、ラスベガスで開催予定としている。

CES 2020レポート