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シチズン、文字盤に緑漆を施した「織部焼」モチーフの「カンパノラ」

シチズンは、「カンパノラ」から、陶器「織部焼」をイメージしたクオーツ時計「織部」(AH4080-10W)を7月22日に取扱店舗を限定して発売する。価格は43万円。

安土桃山時代、美濃地方(岐阜県土岐市、愛知県瀬戸市)で焼かれた織部焼をモチーフに採用。緑色の釉(うわぐすり)を用いた「青織部」を表現するため、文字盤や見返しリングに緑色の漆を施した。

音で時刻を報せる「ミニッツリピーター」、月の満ち欠けを表示する「ムーンフェイズ」、うるう年を含む月末日自動修正機能「パーペチュアルカレンダー」、スプリット計測も可能な「クロノグラフ」の4機構を備える「グランドコンプリケーション」搭載モデルに属する。

ケースはステンレス製で、シチズン独自の表面硬化技術の中でも最も硬い「デュラテクトα」を施した。デュラテクトαは、サファイアガラスと同等のビッカース硬度(2,000~2,500Hv)と、耐メタルアレルギー性を両立した表面加工処理。

カバーガラスはデュアル球面サファイアガラス(無反射コーティング)。24時間表示、秒針停止機能を備えるほか、日常生活防水性能を有する。電池寿命は約2年。バンドはワニ革製。サイズは43×16.5mm(ケース径×厚さ)。