ニュース

松屋、レジ袋無料提供継続。バイオマスプラ配合を導入

松屋フーズは、バイオマスプラスチックレジ袋を導入。7月1日から始まるプラスチック製買物袋有料化義務化以降も、弁当用レジ袋の無料提供を継続する。

松屋フーズでは、従来は弁当用レジ袋に石油由来を原料とした袋を使用していたが、2019年9月より植物原料由来のバイオマスプラスチック配合レジ袋への切り替えを開始。現在、全国の松屋フーズグループ1,197店舗にて導入が完了している。レジ袋の主な原料は、サトウキビから砂糖生産時にできる副生成物「廃糖蜜」で、配合比は25%。

7月1日より、プラスチック製の買物袋の有料化が義務化され、無料提供は禁止となるが、植物性バイオマス素材を25%以上配合している袋は、石油資源の節約やCO2削減につながることから、有料化の対象外。

なお、牛丼チェーンの吉野家とすき家もレジ袋の素材を変更し、無料提供を継続することを発表している。