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無観客試合ではなく「リモートマッチ」。Jリーグなど国内スポーツ12リーグ

サッカーの「Jリーグ」やバスケ「Bリーグ」、バレーボール「Vリーグ」などスポーツ9球技最高峰12リーグによる日本トップリーグ連携機構は、「無観客試合」に代わる名称を「リモートマッチ」に決定した。

新型コロナウイルス感染防止のため、プロスポーツも観客を動員できない「無観客試合」による運営を余儀なくされている。一方で、この「無観客試合」という名称はプロスポーツ会では懲罰を意味しており、世界的にもあまり前向きな名前がつけられていなかった。

そのため、6月3日から9日まで、「#無観客試合を変えよう」名称募集として、Twitter上で一般公募し、加盟する全てのリーグと候補を選定。最終案として「リモートマッチ」に決定した。なお、競技によって試合の呼び名が違うため「リモートゲーム Remote Game」と呼ぶリーグもある。

選定理由については、「無観客試合という言葉を変えたいと思った一番の理由は、選手とファンがつながっている意味を込めたい、ということだった。リモートは、物理的には離れていても選手とファンのつながりを示すことができる言葉であるため採用した」としている。また、略称は「リモマ」とし、リモートで応援するファンを「リモーター」と呼ぶことも決めている。

候補として検討したの案は、「Stay Home Game」「リモートステージ」「Social Distance Games(SDGs)」「キズナマッチ(絆マッチ)」「無限観客試合(∞観客試合)」など。