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Facebookの「Workplace」にライブ配信やVRを活用する新機能

Facebookは、リモートワークツール「Workplace」に新機能を追加。ライブ配信機能「Live Producer」や、VRヘッドセット「Oculus Quest」を仕事で活用するプラットフォームが実装された。

Live Producerは、Workplace上でライブ配信を行なえる機能。優れたコントロール性、双方向性を備えているとし、ライブ配信動画の配信予定設定や画面の共有、Q&A機能を使った視聴者からの質問受け付けや投票などを行なえる。

また、自動キャプション機能を備え、ライブ配信時に字幕を付けることができるほか、自動翻訳機能も搭載。ともに英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語に対応。世界中の従業員が同じ内容を理解できるという。配信後に字幕の編集も可能。

VRヘッドセットのOculus Questをビジネスで活用するためのプラットフォーム「Oculus for Business」がWorkplace上に構築され、一般公開が開始された。導入時のセットアップや管理ソフトウェア、カスタマイズされたVR体験、エンタープライズ水準のカスタマーサポートを提供する。

これにより、VRを使った職場でのトレーニングやバーチャルミーティングなどが可能になる。

新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの増加により、Workplaceは、有料利用者数が昨年10月から200万人増の500万人を達成。Facebookの仕事用グループは、発表後6カ月で月間アクティブ利用者数が2,000万人を超えたという。