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Facebook、「Workplace」に危機管理機能「セーフティセンター」

Facebookは、リモートワークツール「Workplace」に、危機管理機能「セーフティセンター」を追加したほか、ライブ配信機能のアップデートを行なった。

セーフティセンターは、Facebookが従来提供していた「セーフティチェック(災害時安否確認機能)」を機能強化したもの。さまざまな不測の出来事の事前・渦中・事後のコミュニケーションをより容易に管理できるようにする。

たとえば、セーフティセンター機能内の「セーフティアラート」を活用して、現地のロックダウンや感染拡大、オフィス閉鎖、規制などの情報を従業員に提供したり、「Travel Advisories」機能を活用して、出張規則や規制の変更について従業員に最新情報を提供したりできる。

ライブ配信機能は、複数のホストがライブ配信をできるようになった。これにより、社内外のスピーカーを1カ所の配信に集めて情報の共有やコンテンツ作成を行なったり、従業員とやりとりができるようになる。現在の状況下では、業界やゲストの専門家からの最新情報を従業員に提供したり、さまざまな従業員の意見を紹介したりすることでインクルーシブな環境作りを促進することに役立つとしている。

また、Live Producerから「複数ホストとのライブ配信」を選択することで、Live Q&A、Closed Captions、Schedulingなどの機能も利用できる。