ZOZO、髪型からコーディネート検索できる新機能。「WEAR」で

ZOZOテクノロジーズは、ファッションコーディネートサービス「WEAR」において、髪型からコーディネートが検索できる新機能「髪型別コーデ検索」の提供を、4月7日に開始した。対応はWEAR Webで、アプリは未対応。対象は女性。

ZOZO研究所福岡が研究・開発したAIを活用。ロング・ミディアム・ボブ・ショート・ポニーテール・おだんごという6つのカテゴリーから髪型を選ぶことで、該当の髪型をした人のコーディネートが閲覧できる。「カジュアル」や「ワンピース」など、ワードからの検索も可能。

髪型別コーデ検索で使用されているAIは、画像から顔部分を抽出して髪型を判断する、ZOZO研究所福岡の画像解析技術。髪型だけでなく顔の向きも考慮しており、ポニーテールのような正面の画像だけではAIがショートヘアとして判断してしまう可能性がある髪型も、正確に判別するという。

また同社が実施した女性100名を対象とした調査では、20歳から35歳の女性のうち、約75％が髪型を変えた時やこれから変える時、インターネット上で該当の髪型でのコーディネートを検索した経験があると回答。一方で情報量が多く、理想の画像を探しづらいという課題があったとする。同社はこの課題を解消するため、髪型別コーデ検索機能を導入した。

今後は、アプリへの導入のほか、髪色を考慮した検索や、髪型からファッションアイテムをおすすめできるレコメンドエンジンの開発を予定する。