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京急泉岳寺~品川~新馬場の道路と鉄道を立体交差化。踏切3カ所を除却

東京都は、京浜急行本線の連続立体交差事業について、国土交通省から都市計画事業の認可を取得したことを発表。泉岳寺駅から新馬場駅の間の3カ所の踏切の除却に向けて、事業に着手する。事業期間は2020年度から2029年度。

事業の対象となるのは、京浜急行本線の泉岳寺駅から新馬場駅までの約1.7kmの区間。道路と鉄道を連続的に立体交差化する。路線名は都市高速鉄道 京浜急行電鉄湘南線および第1号線分岐線、施行箇所は港区高輪2丁目から品川区北品川2丁目。

事業の効果は、3カ所の踏切の除却による、踏切遮断に起因する交通渋滞や踏切事故の解消、および道路と鉄道それぞれの安全性の向上。また、鉄道により分断されていた地域が一体化され、安全で快適なまちづくりに寄与するとしている。