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「東京BRT」、5月24日からプレ運行。都心~臨海地域の新交通機関

連節車両

京成バスは5月24日、東京の都心と臨海地域とを結ぶ「東京BRT」のプレ運行(一次)を開始する。運行ルートは虎ノ門ヒルズ~新橋~晴海BRTターミナル新橋~晴海BRTターミナル。運賃は220円。

BRTとは「Bus Rapid Transit」の略で、連節バス、ICカードシステム、道路改良等により、路面電車と比較して遜色のない輸送力と機能を有し、かつ柔軟性を兼ね備えたバスをベースとした都市交通システムを指す。

東京BRTは、臨海地域の交通需要の増加に対応し、地域の発展を支えることを目的とする公共交通機関。本格運行は環状第2号線の本線トンネルが開通する2022年度以降を予定している。

プレ運行(一次)の運行事業者は京成バス。運行頻度はピーク時6便/時、日中4便/時。運行時間は6時台から22時台。運賃は現金・IC同額で220円、小児等半額。BRT専用定期券の発行等も予定している。支払い方法は前乗り先払い。本格運行時は全扉乗車を実施予定。

プレ運行(一次)ルート図
本格運行ルート名称及び停留施設名称

使用車両は、単車車両8両(燃料電池バス5両、ディーゼルバス3両)、連節車両1両(ディーゼルハイブリットバス、7月頃の使用開始を予定)。

単車車両

今後の交通需要の増加に対応しながら、段階的にルートを拡大するとしている。

新橋停留施設完成イメージ図