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横浜銀行、店頭での口座開設がiPadで完結。ペーパーレス化で押印不要

横浜銀行は、店頭での普通預金口座開設等の手続きをiPadで完結できるアプリ「AGENT」を、アクセンチュアと共同開発。2月より一部店舗で導入し、2020年度中に全対象店舗へ順次導入する。

導入予定の対象サービスは、普通預金口座開設、届出事項変更(氏名・住所・電話番号)、定期性預金口座作成・預け入れ・解約、横浜バンクカード申込、相続の手続き等。横浜銀行の店頭に設置されたiPadで手続きを行なう。

これまでの手続きは、多数の項目がある申込用紙に手書き・押印することが一般的だったが、AGENTではチャット形式にリデザインし、利用者のiPad操作だけで完了するとしている。

AGENT導入による、利用者への「銀行窓口で待たない」、「シンプルでわかりやすい」という銀行体験の提供を図る。また、入力データはAPI連携で業務システムに自動連携。行員の入力作業やチェック作業が削減され、ペーパーレス化やオペレーションレス化が進むことによる、生産性の向上も見込む。

AGENT導入は、利用者の体験価値と生産性の向上のためのデジタル化施策の一環としており、今後もICTや金融テクノロジーを活用し、地域に貢献する新たな金融サービスの提供に取り組むとしている。