ニュース

三菱UFJの新型店舗「MUFG NEXT」は非対面で各種手続き

三菱UFJ銀行の機能特化型店舗「MUFG NEXT」1号店が、1月21日にオープン。学芸大学駅前支店のリニューアルとなる。税公金・振込自動受付機や、テレビ電話を通じてオペレーターと会話をしながら住宅ローンや口座開設などの手続きを行なうテレビ窓口といった機器が設置される。

STM(税公金・振込自動受付機)

“NEXT”には、「New EXperience Together(=お客さまと一緒に新しい銀行体験を創っていく)」と「次への進化」という想いが込められているという。

設置されているのは、STM(税公金・振込自動受付機)、LINKS(テレビ窓口)、受付タブレット、インターネットバンキングコーナーの4つ。

STMは、税金、公共料金、依頼書による振込を取り扱う受付機。納付書の記載情報を自動で読み取るため、税公金の納付依頼書の記入が不要となる。また、振込手数料が窓口より安く、例えば、窓口での他行あて3万円以上現金振込の振込手数料864円(税込)に対し、STMでは648円(税込)となる。

LINKSは、住宅ローン、口座開設、相続、変更・喪失・発見など各種届けを、テレビ電話を通じてオペレーターと会話をしながら手続きができるテレビ窓口。従来の窓口よりも書類記入の負担が少なく済むという。

LINKS

受付タブレットは、LINKSと同様の手続きを、タブレットを使用して行なう。通帳やカードを読み取り、口座情報を自動反映できることが特徴。従来の書類記入に代わり、画面の案内に従って選択することで手続きができる。

受付タブレット

インターネットバンキングコーナーは、サービスを試すことができる設備。インターネットバンキングによる残高照会、振込といった手続きや、各種スマートフォンアプリによる口座開設、カード再発行などが行なえる。

インターネットバンキングコーナー

三菱UFJ銀行は、利用者の行動様式の変化や社会全体のキャッシュレス化の進展を踏まえ、対面・非対面を問わず、あらゆる利用者に対し利便性と先進的なサービスの提供を目指す。今後は、現在のような一律フル機能の店舗網を全国展開するのではなく、チャネルを多様化するとともに、地域の利用者のニーズに合わせ、機能特化した店舗ネットワークを構築していくとしている。