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「ブレンディ」の味の素AGF、6秒で開封できる段ボール

新開発の段ボール

味の素AGFは、レンゴーおよび王子コンテナーと協力し、人手不足対応・環境配慮型段ボールを2月より順次導入する。対象商品は「ブレンディ」ボトルコーヒー、同インスタントコーヒー袋、「マキシム」インスタントコーヒー袋など。ホームサイズペットボトル飲料(900ml以上)への採用は国内初。

対象商品

SRP(シェルフ・レディ・パッケージ)仕様の段ボールで、商品の段ボールを開封して、そのまま陳列棚に展示できるようデザインされている。従来は開封時に内側のプラスチックテープを使用して開封していたが、開封時に力が必要なうえ、プラスチックゴミも出てしまう欠点があった。

従来の段ボール

新開発の段ボールは、ミシン目に沿って開封するため従来よりも力がいらず、開封時間も従来の約16秒から約6秒に短縮。従業員の労働負担を軽減できる。また、プラスチックテープを使わないため、プラスチック使用量が年間約3.4t削減されるという。

段ボールの開封方法

全国の梱包資材(段ボール)におけるSRPシェアは現在約3%。今後の拡大によりさらなる労働負担の削減とプラスチック使用量削減が期待できるという。