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置き配バッグ「OKIPPA」、オートロック住宅でスマホ応答の実証実験

Yperは11月25日より、スマートフォンで応答・解錠できるエントランスシステム「kit HOME ENTRANCE」を活用した置き配バッグ「OKIPPA」の実証実験を開始した。TATERUの子会社であるRobot Homeと共同で実施。

OKIPPAは簡易宅配ボックスで、通常の置き配と堅牢な宅配ボックスの中間に位置し、スペースのない場所にも宅配ボックス環境を提供できる製品。玄関口に固定する専用ロックと内鍵(南京錠)が付属されるため、盗難や個人情報漏洩のリスクを低減できるのが特徴としている。

(左から)収納時と使用時

kit HOME ENTRANCEは、集合玄関用のカメラ付きインターフォンからの訪問客の呼び出しを部屋付の親機とスマートフォンに通知する。通知を受けた入居者は各デバイスから相手を確認し受話応答・解錠できる。マンションや戸建て住宅にも設置可能。

実証実験では、kit HOME ENTRNCEとOKIPPAのシステム連携および入居者によるスマートフォンでのオートロック解錠と宅配業者の連携といった運用面を検証する。

実施施設は、kit HOME ENTRANCEを導入したオートロック付きIoTアパート(東京都板橋区⾚塚)。

OKIPPA(バッグ・専用ロック・内鍵、専用バンド、取扱説明書他ほか7点セット)のカラーはネイビーのみ。価格は3,685円で送料別。材質にはポリエステルが採用されている。使用時の耐荷重は13kgで、サイズは70×66cm、容量は57L。折りたたみ時のサイズは13×13cmで、厚さが5cm。