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スマホ身体採寸「Bodygram」がフィットネス参入。アパレル、寝具に続き

身体採寸テクノロジー「Bodygram」を提供するBodygram Japanは、Bodygramの技術を活用して、フィットネス領域へ参入することを発表した。

Bodygramは、独自のAIを駆使して全身の推定採寸を行なう技術。洋服を着たままの状態でスマートフォンで撮影した画像と、サイズ推定に必要な数値の入力だけで、全身の身体サイズ推定を行なう。スマホがあれば、いつでも・どこでも・誰にでも利用できることを特徴としている。

フィットネス領域においては、フィットネスジムでの導入を想定。Bodygramで測定した体型データ記録を活用した効率的なトレーニングメニューの開発や、個人間のデータ比較による商品開発といった活用方法を検討する。

フィットネス領域におけるBodygramの公式アンバサダーとして、競泳オリンピックメダリストで、現在はクロスフィットトレーナーとしても活動する松田丈志氏が就任。

松田氏の3D体型データ(2019年12月5日時点)

松田氏は、2020年9月の「2020佐渡国際トライアスロン大会」への出場を予定。Bodygramは、松田氏が同じくアンバサダーを務める味の素「勝ち飯」と共同で、フィットネスプログラム面・栄養プログラム面でサポートする。

具体的なサポート内容は、トライアスロンにおける理想的な体型変化を確認するためのデータ計測・提供。またBodygramは、フィットネス領域への参入を確立するため、松田氏によって提供されるアスリートの身体データを蓄積する。

そのほか、松田氏がトレーナーを務めるフィットネスジム「CrossFit」でも、Bodygramを活用する。

Bodygram CEO Jin Koh(ジン・コー)氏(左)と松田丈志氏(右)