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路線バスにドライバー異常時対応システム導入。京成グループ

京成グループのちばグリーンバスは、大型路線バスに「ドライバー異常時対応システム」(EDSS:Emergency Driving Stop System)を搭載した車両を1両導入。9月から運行を開始する。

ドライバー異常時対応システムは、バス走行中に異常が発生した際、乗務員が運転席のスイッチを押すか、乗客が客席前方上部に設置された非常ブレーキスイッチを押すと、車両が制動を開始し、段階的に速度を落とし停止する。

運転席左側の非常ボタン
客席部前方の非常ボタン(1カ所)

また、車内では赤色フラッシャーの点滅と音声アナウンスで乗客に知らせるほか、車外へはホーンを鳴らし、ストップランプとハザードランプを点滅させてバスの周囲へ異常を知らせる。

ドライバー異常時対応システム搭載車両は、いすゞ自動車 ERGA 大型路線バス(ノンステップ)。定員は84名(座席23名、立席60名、ドライバー1名)。ちばグリーンバスは、新造車両からドライバー異常時対応システムを標準搭載していく。

車両イメージ